とおん気功院の屋号は、十音気功です。

十音気功の、十音は沢山の音と考えて、その音のハーモニーが心に響き感動するように、気の流れで心と身体が癒されるエネルギーを感じて頂きたいという想いが込められています。

音楽の癒しと気の癒しの共通点をイメージして、音楽記号のト音記号の濁りを消してト音気功という名前を考えたのですが、ト音では違和感があると感じ、優しい印象の平仮名に変えて治療院らしく「院」をつけて「とおん気功院」と表すことになりました。

 

<<三つの想い>>

「恩送り」
困ったことや辛いことがあった時に、誰かに助けてもらったら相手に「ありがとう」と感謝の想いを伝えますよね。
これは、自分と相手の二人の間に良い気が巡る恩返しです。

この「ありがとう」の嬉しい気持ちを、まわりの次の人へと繋げていくと「恩送り」になります。
頂いた恩を次の人へ送ることで、小さな幸せが沢山の人へ広がって、やがて世界中の人の喜びに繋がるのではないでしょうか。
地震や豪雨など自然災害が多くなった今世紀、お互い様という気持ちだけではなく、想いを次の人へとつなげる絆が世界を救う時代に生きていると感じています。

「グリーフケア」
私がグリーフケアを知ったのは、初代院長の永木と二人で開院した「とおん気功院」がやっと軌道に乗り始めた時期に、永木氏は大動脈解離で他界した時です、突然起きた出来事に深い悲しみに落ち込む日が続きましたが、永木氏が届け続けた「恩送り」の想いが巡り巡って、私に悲しみから立ち直る、元気を運んで来てくれたように思います。
大切なパートナーを無くし、傷ついた心を癒してくれるのもまた、人の想いであることを実感しています。

グリーフケアとは、親族や家族、友人など親しい人との死別を体験してしまい、悲嘆の日々を過ごしている人に寄り添い世話をすることで、その深い悲しみから立ち直させることです。
けれども、大切な家族だけでなく、健康な自分の身体を無くすことも、深い悲しみに陥ると思いませんか?
そうした大切な物を無くした時の心の傷の癒しにも、気功の癒しが役立っていると考えています。

「涙は拭かないよ」
悲しい時は泣けばいい、悲しみを我慢なんてしなくていい、涙は拭かない方が、悲しい感情を素直に受け入れられて、大きな気付きが生まれると思いませんか?

悲しいことが起きるのは決して悪いことじゃないんです。
悲しい経験があるから幸せを実感できて、人の暖かさを素直に感じる幸せ体質になるし、幸運を引き寄せつ引寄せのパワーが増してくると私は考えています。

そして悲しい経験から癒される方法を学ぶ体験は、人生を変える神様からのメッセージなんですよね。
悲しみから抜け出す応援をしてくれた仲間や家族を愛する気持ちや感謝の想い、当たり前に健康で過ごせる日常に感謝する気持ちは、経験した人に届く神様からのギフトのように思います。